紛争の序盤・中盤・終盤、局面ごとに事案を見通し、選択肢の形にする。
それぞれの選択肢のメリット・デメリットを示す。
それが私の仕事です。
どの選択肢でこの紛争を終わらせるのか。
それを選ぶのは、あなたです。
事実関係は法的に解きほぐされたとしても、感情面はまだ絡んだままかもしれません。
考えているうちに、感情が込み上げてきて、また絡んでしまう。
じっくり考えてください。
紛争の終わらせ方を選ぶことは、そこから先の人生を選ぶことです。
そして、この時、その考えは、言葉にするのがおすすめです。
もちろん、人間は、考えるときには、必ず言葉を使っています。
けれども、それを頭の中でやっているだけでは、考えがぐるぐると回って、混沌とした状態にとどまってしまうおそれがあります。
これを防ぐのが、「言語化」です。
・声に出してみる
・紙に書き出してみる
感情が整理されていくことが感じられると思います。
声に出してみる場合に、
・ひとり言にするか、それとも、誰かに相談するか。
・相談するとして、その相手は誰が適切か。
については、また、別の機会に、お伝えします。
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エッセイ「理想的な相談相手とは【言語化シリーズ②】」にお進みください。
https://yoshimori-law.net/2022-9/