感情を言語化してください【言語化シリーズ①】

紛争の序盤・中盤・終盤、局面ごとに事案を見通し、選択肢の形にする。
それぞれの選択肢のメリット・デメリットを示す。
それが私の仕事です。

どの選択肢でこの紛争を終わらせるのか。
それを選ぶのは、あなたです。

事実関係は法的に解きほぐされたとしても、感情面はまだ絡んだままかもしれません。
考えているうちに、感情が込み上げてきて、また絡んでしまう。

じっくり考えてください。
紛争の終わらせ方を選ぶことは、そこから先の人生を選ぶことです。

そして、この時、その考えは、言葉にするのがおすすめです。

もちろん、人間は、考えるときには、必ず言葉を使っています。
けれども、それを頭の中でやっているだけでは、考えがぐるぐると回って、混沌とした状態にとどまってしまうおそれがあります。

これを防ぐのが、「言語化」です。

・声に出してみる
・紙に書き出してみる

感情が整理されていくことが感じられると思います。

声に出してみる場合に、
・ひとり言にするか、それとも、誰かに相談するか。
・相談するとして、その相手は誰が適切か。
については、また、別の機会に、お伝えします。
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エッセイ「理想的な相談相手とは【言語化シリーズ②】」にお進みください。
https://yoshimori-law.net/2022-9/

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