ユーモア

「条件は、愛とユーモアがあること。
そして、大統領に似ていること。」

私にとっての歴代1位(本日時点)の映画である『デーヴ』(1993年、アメリカ、ワーナーブラザース)のキャッチコピーです。

この映画、
主演のケビン・クラインも、助演のベン・キングズレーも、当時、既にオスカー俳優、
ファーストレディ役のシガニー・ウィーバーは、『エイリアン2』でトップスターでした。

なのに、興行収入は低かったように思います。
かく言う私も、試写会に当選した友人から誘われて、どんな映画かも分からないままに観に行きました。

でも、『デーヴ』は、これまで私が観た数百本の映画の中で、30年間、1位に君臨し続けています。

ユーモアって大切ですよね。

私は、関西で育ちました。

小学校時代、土曜日の夜8時のテレビは、『8時だよ、全員集合!』ではなく、『オレ達ひょうきん族』でした。
学校では、勉強ができるやつよりも、運動ができるやつよりも、おもろいやつが一番人気者でした。

中学時代、土曜日のお昼は半ドンで帰宅し、『吉本新喜劇』を観ながらご飯をかきこんで、部活動に行っていました。

高校時代、『男女7人秋物語』で、全国ネットのトレンディードラマの主人公が大阪弁を喋るのを違和感なく観ていました。

大学時代、『鶴瓶・上岡のパペポTV』で、自然な会話の中で笑いに結びつける技術を学びました。

そして、今、

「書面の切れ味は鋭いが、普段はユーモアを忘れない」

というスタンスで仕事をしています。

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