梨木香歩さんの文庫本を13冊まとめて買ってきました。
新潮文庫8冊、朝日文庫2冊、岩波現代文庫2冊、ちくま文庫1冊
既読の12冊と合わせて、今、新刊書店で手に入る文庫は、ほぼ網羅したはずです。
これ、清涼剤として読むために買ってきました。
最近、読むのが、おじさん、おじいさんの著作に偏ってきました。
出久根達郎さんや、浅田次郎さんのエッセイなら、まだいいのですが、浅田次郎さんも『蒼穹の昴』シリーズになると、途端に重厚になります。
そして、漢文調を好むようになると、どうしても中国関連の著作に流れます。
私が持っている中国関連書の著者となると、井波律子さんを除けば、ほとんどが男性。
内藤湖南、宮崎市定、浅田次郎、陳舜臣、高島俊男と、おじいさん世代が勢ぞろい。
特に学者の本は、内容も難しい。
知的欲求が満たされ、達成感もあるのですが、1冊読み終わる度に、ドッと疲れます。なかなか続けては読めません。
そこで着目したのが、清涼剤です。
何か軽めのものを、と思っても、スッカスカのふざけたものは読みたくない。
女性の筆によるもので、格調も維持できていると言えば、
幸田文か、梨木香歩。もちょっとくだけて向田邦子まで。
これらを、おじいさん本の後に読めば、スッキリして、またおじいさん本に手がのびる。結果、積ん読しているおじいさん本が、ドンドンはける。という目論見です。
<後日談>
実行しました。
『日本文化史研究(上)(下)』(内藤湖南著、講談社学術文庫)
で面白いながらも胃もたれした後、
『春になれば苺を摘みに』(梨木香歩著、新潮文庫)
を読んで、スッキリしてから、
『アジア史概説』(宮崎市定著、中公文庫)
に進めました。 目論見通りです。