本のタイトルがそのまま、エッセイのタイトルになっているのは・・・
そう!読後の感動のままに、オススメしたい小説だからです。
住野よる著『君の膵臓をたべたい』(双葉文庫)
を読みました。
読んでよかった。
書店に並んでいたのは、随分前から知っていました。
映像化されたことも知っていました。
書店の平積み台から手に取って、カバー裏のあらすじを読んだこともあると思います。
それでも、読んでいなかったのは、主要な登場人物が高校生だったからです。
「(50代のおじさんに、高校生の話はキツいな~。)」
と敬遠していました。
今回、ある方から薦められて文庫を購入し、読みました。
読んでよかった。
薦めてくださった方に心から感謝します。
と、内容にほとんど入り込まずに書いているのは、たくさんの人に「素の状態で」読んで欲しいからです。
早く、読んだ人と感動を分かち合いたい。
この作品を読んで、登場人物が高校生だからというだけで敬遠するのは、もったいないなと改めて思いました。
そういえば、私の歴代ベストテン入りしている
『The MANZAI』(あさのあつこ著・角川文庫)
の登場人物は中学生でした。
50代のおじさんも、中学生・高校生の純粋さに触れて、心を新たにしていきます。